明日へと向かう旅

初期研修を終了し、JapanHeartという団体のもとで、カンボジアで医療支援を行います。日々の生活や印象に残ったことを書きとめていきます。

一所懸命に

8月となりました。

カンボジアではデング熱が流行しすぎて、カンボジア全土から輸液が足りなくなり、薬屋から輸液を買えなくなるという事件が起きています。

でも、僕もよく蚊に刺されているのに発症しないです。

本当にデング熱ってあるのかな?と時々思います。

 

 

最近いろいろありました。

色々あって、辞めなきゃいけなくなった人や、新しくここにきてくれた人がいます。

 

この団体の人はきっと、この団体の活動に賛同し、自分もその一員となれることを誇りに思い、そして多くのものを犠牲にして参加したのだと思います。

 

その分、団体への思いや活動についての理想も強く、ぶつかり合うこともあります。それで人間関係が悪くなったり、別の問題が起きたりしてうまくいかなくなってしまうのは、残念だなと思います。

 

僕もこの団体に夢を見てきました。自分の思う理想の医療がここにあるはずだと思って。

 

確かにここにあります。

 

患者さんと一緒に喜んでハグしたり、患者さんが「死ぬのが怖い」と僕の前で泣いたり、夜中に患者さんの隣で薬の量を調整したり。

誰かがなくなった時にみんなで悲しんだり、みんなで患者さんの退院を見送ったり。

 

患者さんの「心を救う医療」が確かにここにあります。

 

このような場所を作ってくださった歴代のジャパンハートの方々への感謝や、今こうやって活動できるように寄付してくださる方々のことを忘れないように、

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他の小さなことに振り回されず、一所懸命に活動していこうと思います。

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